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第66回東京滑川会総会

濃く淡く 若葉の奥も 若葉かな

青葉、若葉が重なり眩しく光輝く季節の中、恒例の東京滑川会{土肥正明会長}総会・懇親会が5月20日{土}11時ー14時まで、東京大手町サンケイプラザ3階で開催されました。
新型コロナも第2類から第5類へ移行し、あらゆる活動がコロナ前に戻りつつある中での開催ゆえ、昨年の手指消毒、検温、マスク着用もなく会場では再会を喜び合う歓声があちこちで響きあっていました。そんなことで参加者は昨年より多く79名でした。

総会は物故者黙祷から始まり,土肥会長挨拶の後、会長が議長となり 総会に付議された案件すべて可決、来賓紹介のあと、講演として、滑川市博物館・近藤浩二館長が「大正7年{1918}の米騒動と滑川」と題し約30分程ありました。

これは米騒動から100年の2018年に市が企画展を開催した後、館長に講演を依頼されていたのが、コロナ等により延期され、今年になったものです.。普通1時間でも短い時間ですが、彼に与えられた時間は30分。結局要点講演になりましたが、当時の時代背景から始まり、実に分かり易く話されました。さすが学芸員であり、館長です。
しかし、ちょっと気の毒な感もしました。
米騒動に関しての私の見解は以前のブログで発信しておりますので割愛します。

来賓祝辞では、昨年7月の参議院議員選挙で神奈川県から立候補初当選された水野素子氏が紹介され、氏は自らの生い立ちや、現在両親が滑川に住み事業を営んでおられること。時々子供を連れて滑川へ行ったこと。最近でも父の誕生日で帰省した事など話し滑川との縁をPRされました。氏は東京大学法学部。JAXA入社後、国会議員に転身現在に至る。

その他、水野達夫滑川市長より今年は市制70周年記念の年。是非故郷を訪問して欲しいと共に以前発行した「滑川市史」全3巻を今回特に割引価格で販売するので購入を勧められました。私は全3巻持っていますが、これは辞書と同じで、毎日開いて見るものでは無いですが、ふるさと滑川の歴史について詳細に記してある書物です。
米騒動も同様です。郷土を愛する滑川会の人々ですから一人でも多く購入された方が良いと思います。

千先関西滑川会長は早速申し込んでおられました。市長のあいさつの後、砂原富山県首都圏本部長、富山県人会代表の後、千先関西滑川会長の発生で乾杯し、懇親会に入りました。
余興は会員による新川古代神や越中おわら節などが披露される中、じゃんけん大会で滑川の「こしひかり」がプレゼントされるなど、いやがうえにも盛り上がりました。

最後に、「滑川市の歌」と「故郷」を合唱し、尾崎照雄市議会議長より、又、東京滑川会の上田芳夫前会長よりそれぞれの万歳でエールを交換し平山副会長の閉会の言葉で幕を閉じました。誰もが別れを惜しみ、来年の再会を楽しみに会場を後にしました。

いつも思うことですが、遠く故郷滑川を離れていても、いつも故郷を忘れることなく、ふるさとの発展を願っておられる方がおいでになることは本市にとって本当に有難いことです。

写真は、挨拶する土肥会長。講演の近藤館長。

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