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ほたるいか

網しぼり きらめきつくす 蛍烏賊——高島学人

富山湾に春を告げるほたるいか漁も、桜の開花宣言と共に最盛期を迎えてきた。
ご存知の通り、富山湾でのほたるいかの漁獲量が一番多いのは滑川漁港だ。しかも、全国で唯一ほたるいか漁を海上から見学できる海上遊覧があり、且つ、ほたるいかに特化したミュージアムがあることから「ほたるいか」と言えば滑川。滑川と言えば「ほたるいか」の町と言われる由縁である。
「ほたるいか」は他県でも獲れるが、富山湾の漁法は定置網だ。

春先、産卵のため、深海から浮上してくるのを、わずか1.5k~2.0k沖合いの定置網で捕獲する為、鮮度抜群で、刺し身でも美味しく召し上がる。
その「ほたるいか」が1シーズン数回波打ち際に打ち上げられる。その光景も圧巻である。これを多くの人がタモで簡単に掬い上げ、バケツ一杯獲れることもある。これを、「ほたるいか」の身投げという。
本来、身投げとは、陸から水中へ飛び込むことだがこれが逆で、海から陸へ来ることを身投げという。日本語とは面白いものだ。

さて、私は県外の友人に毎年「ほたるいか」を送っている。
今年も、刺し身{生姜付き}、ボイル{辛子酢味噌付き}生ほたるいか{ゆで方説明書添付}の3種類を冷凍便で届けている。今年送った人の中から、先日夜8時ごろ俳優の石原良純さんからお礼の電話があった。
最初に、東京の石原良純です。とおっしゃるので一瞬いたずら電話かと思ったが本人だった。
やはり新型コロナ禍で県外の講演は無し。その為、夜は殆ど自宅に居るそうだ。その日は自宅で「ほたるいか」で舌鼓を打ち酒も少々多く飲んだとか。
そして「ほたるいかの刺し身は都内では滅多に食べれない。とても美味かった。」とのことでした。
また、その後、奥様から丁重な礼状が届いた。

もう一人、京都・清水寺森清範貫主からは、唐の詩人李白の漢詩「山中与幽人対酌」の一節「一杯一杯復一杯」を引用し、李白を偲び、滑川に思いを馳せ「ほたるいか」で杯を重ね、再会を楽しみにしている旨の礼状が届きました。

参考まで、「山中にて幽人と対酌す」――――李白
「両人対酌山花開
 一杯一杯復一杯
 我酔欲眠卿且去
 明朝有意抱琴来]

いよいよ4月1日から5月9日まで「ほたるいか海上遊覧」が始まります。
お問い合わせは下記の通り。

「ほたるいか海上遊覧」☎076-475-9307

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