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世界に羽ばたく薬都とやま大会

1月11日{火}午後2時から主催・一社富山県薬業連合会のもと表題の大会が、パレブラン高志会館カルチャーホールで開催されました。
第一部・式典は中井敏郎薬連会長が挨拶の中で、県内の医薬品メーカーによる不適切な製造が昨年相次いで発覚したことに対し「行政処分や、自主回収により、消費者や取引先など多くの方に迷惑を掛けたことを、お詫びする」と陳謝し、その上で「このような事態が再び起こらないよう信頼回復に向けて全力で取り組む」と決意が述べられた。

次いで、優良配置従事者らに対する薬事功労者表彰があり、知事表彰3名、薬連会長表彰4名が表彰の栄に浴されました。特に、薬連会長表彰4名の内、藤井秀雄氏、石政章氏、中村信之氏、の3氏は滑川の方々でした。来賓を代表して、知事代理の県厚生部長木内哲平氏が祝辞を述べられました。
閉会直前、客席にいた配置薬業者から、自主回収問題をめぐりメーカーは今回の件を肝に銘じ、しっかりとした製品をつくってほしい」など苦言を呈する場面があり、中井薬連会長は「ご意見は胸に染みた、当該会社の社長及び会長に伝える」と述べ式典は終了した。          

その後、会場を変え、製薬メーカー側は
「世界の動き、日本の動き、富山のこれから」と題し、          
「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアム事業責任者・日本製薬工業協会・専務理事・森和彦氏。

「次の風景、見てみたくないですか?」と題し、
「くすりのシリコンバレー TOYAMA]創造コンソーシアム副事業責任者・TMパートナーズ合同会社・代表社員・森俊介氏

配置従事者対象は
「インボイス制度のポイントと配置販売業における対策について」と題し
税理士法人jタックス・税理士・久保勝孝氏。

のそれぞれ有意義な講演がありました。

翌日、12日午後薬連6Fで配置業者が出席した、配置薬業部会全体会議が開催されました。自主回収をしている会社より会長ほかそれぞれの立場の責任者、計4名の出席がありました。
先ず会長より陳謝の言葉があり、「今回の件の原因をしっかりと検証し、再発防止策をたてる。」「なるべく早く、供給を再開できるように全力を尽くす」「問題がないと判断した製品から段階的に製造・出荷を再開するが、製品によっては早くて3ヶ月から最長1年半位はかかる」等を含め今後の対応について説明があった。出席者からは、先行きを強く懸念する発言やもっと早くこの様な機会を持てなかったか。など厳しい意見が多く出た。いづれにしても、影響の長期化は避けられない見通しとなったことは大変残念なことである。

しかし、不思議に思うことは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構{PMDA}のサイトの「回収{医薬品}」の回収一覧はパソコン等でいつでも閲覧できる。それを見ると、その件数は、毎年、実にたくさんのメーカーの製品の実に夥しい品目に及ぶ。
これを健康への危険性の程度に応じて3段階に区分され、重篤な健康被害または死亡の原因となり得る状況を「クラス1」とされる。この「クラス1{医薬品」}のところには、日本赤十字社の血液製剤が並ぶ。
だが、これによる健康被害報告はなく、マスコミ等もこれを大きく報じることもない。

「クラス2」とは、その製品の使用等が、一時的な若しくは医学的に治癒可能な健康被害の原因となる可能性がある状況またはその製品の使用等による重篤な健康被害のおそれはまず考えられない状況をいう。「クラス3」とは、その製品の使用等が、健康被害の原因となるとはまず考えられない状況をいう。いわゆる配置薬における自主回収は「クラス2」にクラス分けして行われるケースがほとんどで、今回の自主回収も「クラス2」で行われているが、2021年度の「クラス2」の一覧だけを観ても、自主回収しているメーカーの数や、その品目の多さには驚くばかりあるし、これを報じないマスコミもおかしいと思う。

自主回収は、場合によっては製薬会社に極めて深刻な経営ダメージを与える。今回の自主回収件数のすべてが、本当に自主回収まで行わなければいけないほどに、服用して健康被害が起きかねないほどのケースなのだろうか?
との声を聞く。私もそう思う。

マスコミは事実を報道するのは当然であるが、前述した「PMDA」の発表を公平に報道するのもマスコミの筈である。
今回のマスコミの報道は余りにも違和感を覚える。

写真は、式典で挨拶する中井会長。配置薬業者を対象とした講演会

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