なかや一博 ブログ

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厚生労働大臣表彰

澤井真人氏(山形県医薬品配置協議会会長・66歳)は昨年秋、令和元年度薬事功労者表彰厚生労働大臣表彰の栄に浴されました。祝賀会は既に山形市で行われましたが今回は、滑川の薬業人有志で、1月7日レストラン光彩で開催されました。

氏は、滑川市常光寺出身で、現在、山形県東田川郡庄内町に居を移し、現地の人を雇用し営業をしておられます。氏は、滑川薬業青年部で活躍後、平成2年には全国配置薬業青年連合会会長を始め、平成18年から11年年間山形県協議会副会長、同29年から会長に就任され現在に至っています。この間、多年にわたり山形県民の保健衛生向上に尽力されるとともに、医薬行政の推進に寄与された功績が評価され表彰に繋がったものと思います。

特に、感心するのは、氏は山形県に居を持ちながら、滑川に家族がおられることから常光寺町内会長を数年前まで務めておられたことです。専業で出張が多い現役の売薬さんが地元の町内会長を務める方は私は、余り聞いたことはありません。野球の大谷翔平選手のように正に二刀流を見事にこなされたと思います。

関係者20名ほどでしたが、氏の表彰をお祝いし、更なるご活躍を祈念しました。

写真は挨拶する澤井真人氏
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迎春

大いなる 闇うごきだす 去年今年 桂 信子 

令和元年{2019}は既に地平線下に沈み、ここに輝かしい令和2年{2020}の陽は昇りました。
さて、今年の干支は「子」「庚子」{かのえのね}七赤金星{ななせききんせい}の年です。ご存知の通り、干支は「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌, 亥」の十二支と十干「甲、乙、丙、丁、戊,己、庚,辛,壬,葵」の組み合わせが干支です。
十二支は12種類の動物の名前が充てられていますが、これは庶民にも分かりやすいように、後付けで動物の名前を当てたと言われ60通りの干支があります。「庚子」は60年に1度しか回ってきません。庚は「金の兄」{かのえ}と書き、「更」の象で、更新を「子」は「滋る」を意味し、潜在力があることを意味します。「七赤金星」はズバリ「お金」のことです。

60年前、「庚子」の年は1960年{昭和35年}は安保条約改正で岸内閣が退陣し、池田内閣が所得倍増計画を掲げ、高度経済成長へとスタートしました。また、「子」は十二支の最初です。120年前、1900年{明治33年}は20世紀に向けて更新の時期でした。
「七」は、方角的には「西」を指します。{恵方}季節は秋です{稔りの秋}「赤」は「火」であり金属を溶かす「炉」をも意味するとこから「火災」「滋波」「伝導」「太陽」などを暗示しています。それ故、「七赤金星」の年は火災や農作物に被害が発生する年とも言われます。いづれにしても、今年は、「一時代が終わり、新しい時代へ」それが「庚子」の年と言われます。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」です。

五輪、パラリンピックがあり、終われば総選挙が囁かれ果して、政治は、経済はどうなるか。そんな中、元旦は地元の加積雪島神社{祭神・大山咋貴命}薬神神社{祭神合祀・神農・大己貴命・少彦名命}引き続き上市町、大岩山・日石寺の不動明王を初詣として参拝してきました。
それにしても、子供の頃は、正月から次の正月まで実に長く感じました。しかし、この年齢になると、一日が早い、一週間が早い、一か月が早い、一年が早い、10年が早い、ゆえに、「元旦や、かならず来るぞ 大晦日」そんな思いで1年を送りたいと思います。

写真は、初詣で賑わう大岩山・日石寺と6本滝
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