7月15日パリ五輪ウエイトリフティング男子102キロ超級代表村上英士郎選手{滑川高校出身}の壮行会が、ANAクラウンプラザホテル富山で、富山県ウエイトリフティング協会主催で午前11時30分より開催されました。
来賓には、新田知事、山本県議会議長、藤井富山市長、水野滑川市長、三宅日本ウエイトリフティング協会名誉会長・いちご(株)ウエイトリフティング監督、新井パリ五輪男子日本監督など多数の来賓が出席されました。不肖私も滑川高校同窓会会長として出席し、来賓紹介とともに、鏡割りにもご指名を受け恐縮至極でした。
最初に大門県協会長より挨拶があり、新田知事、山本県議会議長等から祝辞と激励、次いで三宅氏より裏話として、「コロナ前、佐藤滑川高校教諭より、村上選手を地方で練習するより、指導者や施設にも恵まれている中央で練習させたいと相談されたが、重量級の選手の育成は難しく一度は断った。しかし、熱心な要望に練習は一か月の内10日間は富山で、10日間はいちご(株)で、10日間はナショナルトレーニングセンターで行うことで引き受けた。
しかし、東京に来た頃よりコロナ感染症が拡大し、結局今日まで東京で練習を続けてきたことが結果的には良かった」など話されました。次いで、本人より挨拶があり「今日まで応援をして頂いた方々への感謝と、五輪での活躍を期す力強い決意表明」がありました。
次いで、2か所のこも樽の鏡割りが行われ、私も参加させて頂きました。その後、藤井市長の乾杯で懇談会に入りました。私の隣に荒井監督がいて、村上選手と3人で話し中、パリへ行く飛行機の座席は村上選手が大きすぎてエコノミークラスの座席では座れずビジネスクラス、監督がエコノミークラスです。と笑いを誘った後、村上選手は新幹線は、グリーン車は肘掛け邪魔で座れず、普通車は肘掛けが上下するから普通車を利用していることなど,しばしなごやかに懇談した。
又、懇談中に2023-2024の直近の海外での試合の模様がスクリーンに映し出されました。会場での笑顔と対照的に、試合でのバーベルを持ち上げる真剣かつ闘志に満ちた顔は想像も出来ないものでした。
村上選手は14日は富山市の地元熊野地区での壮行会。15日は富山で私の出席した壮行会。16日は母校滑川高校で壮行会。その後東京に戻り練習に励み、27日の開会式は欠席し、31日パリへ向かうそうです。
最後に万歳を三唱した水野市長より、村上選手が競技するのは、日本時間8月11日午前3時30分で、その時西地区コミュニティーセンターで、パブリックビューイングが行われることの発表がありました。
尚、滑川高校出身で夏季五輪に出場したのは、昭和39年{1964}の東京五輪にレスリング競技で銅メダルを獲得した堀内岩雄さん以来実に60年ぶりです。又、富山県内でウエイトリフティング競技で五輪出場は初の快挙です。
兎に角、村上!パリで頑張れ!頑張れ!村上!母校と富山と日本に勇気、元気を!
写真は、新田知事と村上選手。挨拶する村上選手。鏡割りの私。