なかや一博 ブログ

日別アーカイブ: 2025年1月8日

令和7年薬神神社新年歳旦祭

頑なに 富山売薬 春の風邪  片桐久恵

1月8日午前9時、新年恒例の薬神神社歳旦祭{主催.薬神神社奉賛会・会長石倉雅俊}がみぞれ混じりの肌寒い中,旦尾宮司のもと厳粛な中、滞りなく執り行われました。当日は昨年同様荒天の為、社務所の中から神社を遥拝する形で行われました。

旦尾宮司の祝詞奏上のあと顧問の私の玉串奉奠に続いて、薬業関係者、来賓の市長代理・黒川市産業民生部長、竹原市議会議長、大門県議会議員、杉田商工会議所専務理事、加積雪島神社総代など約30名が順次行い1年間の商売繫盛を祈願しました。
冒頭、本来なら石倉会長が挨拶すべきでところ、昨日石倉会長より電話があり、体調不調で出席できず顧問の私に代わって挨拶をお願いされた旨を話、挨拶をしました。

まず、昨年の元旦に起きた能登半島地震、9月には追い打ちをかけるような豪雨災害から異常気象。円安による輸出産業の好調さが賃上げに繋がったものの、その恩恵は一部の上場企業に限られた反面、円安は輸入に頼るガソリン代、ガス代、電気料金などのエネルギー料金が軒並み値上がりし、加えて日常生活商品も連日値上げされるなど、物価高に苦しんだ1年だった。
これらのことに具体的な対策を打ち出せなかった事や、政治とカネの問題で衆議院選挙で連立政権が過半数を割り、石破政権は綱渡りの政権運営を余儀なくされている中、薬業界の一年を振り返る話をしました。

我が業界も残念ながら明るい話題が少ない年でしたが、今年の干支「乙巳」{きのとみ}の「乙」は陰陽五行説では、木の影のエネルギーを表し、植物が成長し広がっていくような意味合いがあり、「巳」は蛇を表し、古来より豊穣や金運を司る神様として祀られることもあり、右往左往しながら脱皮し、成長してゆく。蛇の夢を見ると吉兆とされたり、脱皮した抜け殻を財布に入れておくと金運が上がり、成長と結実の時期と言われる。
当たるも八卦当たらぬも八卦であるが、座っていては運は来ない。やはり努力することである。そのためにも「一年の計は元旦にあり」目標を持つことの重要性を話し激励しました。

来賓の、黒川部長、竹原市議会議長、大門県議からもそれぞれの立場でお祝いと、業界を支援する言葉がありました。

社務所からの遥拝は天気の悪いのを嘆くより、これによって神社と横にある禅宗の独勝寺を同時に遥拝出来、これが本当の神仏のご加護である。こう考えるのが前向きな考えである。と終了後、皆さんに話したところ大笑いになった。

写真は、当日の薬神神社.玉串奉奠と挨拶をする私。

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