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春一番

裏庭に ふくらむ今日の 芽吹きかな

昨年末からお正月にかけ、また、1月8日から11日にかけて、次いで1月末まで断続的に降り続いた雪は積雪1メートルを超えていたが、我が家ではすっかり融けてほとんど無くなった。

さて、二十四節気は太陽の動きを基に、1年を24等分し、約15日おきに季節の目安に表したという。日照時間が最も長い「夏至」と最も短い「冬至」で2分し、昼と夜の時間が同じになる「春分」と「秋分」で2分。その間に「「立春」「立夏」「立秋」「立冬」が入り、さらに3等分して季節を表す節気の名がつけられている。
二十四節気をさらに3等分したのが「七十二候」。「気候」という言葉は二十四節気の「気」と七十二候の「候」から生まれている。
この他にも、季節を表すものとして「五節供」として-ー七草の節供 桃の節供 端午の節供 七夕ー笹の節供 重陽の節供など、中国から伝わったもののほかに、日本には独自の「雑節」がある。
「節分」「彼岸」八十八夜」「土用」「二百十日」などがあり、これらが昔から人々が季節の移り変わりの目安にして、衣食住に季節を取り入れ心豊かな生活の糧にしていたと思う。

さて、立春は「暦の上では春」と言われますが、正直言って「早春賦」ではないが春は名のみのである。
しかし、我が家の小さな裏庭に「フキノトウ」が芽吹き出した。実は、10数年前秋田市仁井田から「ふき」数株を譲り受け移植したものである。「ふき」は横に根が張ってゆき、今ではかなりの株数になっている。
民謡「秋田音頭」の歌詞に、「秋田来たなら、雨が降ってもから傘などいらぬ、手頃のふきの葉そろりとさして、さっさと出て行かん」とある。大きくなると人の背丈ほどにもなるし葉も直経1メートルは優にある。
食用には不向きであるが5-6本と言っても圧巻である。専ら我が家では鑑賞用で移植当時は多少肥料もやっていたが、近年、肥料をやらずにいたら,段々小さくなってきている。それでも、普通のふきよりもかなり大きい。

それにしても驚くのは、雪が消えるのを待っていたかのように地上に顔を出す。やはり雪ノ下、地中といえども春が訪づれているのだろう。
これも、近年肥料も与えないのに可憐な花を毎年咲かす白梅の盆栽がある。今冬の豪雪の中、中庭の軒先の下に置いていあるだけなのにである。その生命力の強さと、自然の力に驚かざるを得ない。

しかし、その自然が地球温暖化によって狂い始めているという。人間あって自然があるのではなく、大自然の中に人間が生かされていることを忘れてはならないと思う。
まだ、2月初めとは言え、我が家に春一番が訪れた。

参考に、万葉集全4516首の中で梅{白梅}に関する歌は119首、桜{山桜}は37首、桃は7首で、圧倒的に梅が多い。
梅は庭木や盆栽として人間の身近な存在に対し桜は山桜のためと思われる。

写真は、中庭の白梅の盆栽と裏庭の「フキノトウ」

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