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新年明けましておめでとうございます。

降り積もる 深雪に耐えて色あせぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ (昭和天皇御製)

令和3年{2021}は既に地平線下に没し 令和4年の陽は昇りました。昨年は一昨年同様新型コロナに翻弄された一年でした。
その中にあって一年遅れで開催された「東京オリンピック・パラリンピック」は 多くの反対論のある中、無観客という制約の中で開かれました。
しかし、アスリートたちの躍動は多くの国民の心を動かしたし、スポーツ選手の様々な活躍は私達を大いに励ましてくれました。

大谷翔平選手の投打の「二刀流」の活躍は、それまで野球に関心がなかった人々も魅了し続けました。まさに、スポーツの持つ「力」を改めて感じました。
こんな事から、毎年京都・清水寺で発表される今年の世相を反映される漢字一文字が、コロナをはじめとして暗いニュースの多い中、敢えて明るい話題を求めたのか、「金」が選ばれました。
私の予想には全くありませんでした。

平成7年{1995}から始まった漢字一文字の中で3度目の「金」でした。
さて、当たるも八卦当たらぬも八卦、と言いますが今年の「干支」は「壬」「寅」水の兄{え}の寅で、五黄土星の年です。
ご存知の通り、「干支」は十二支の「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」で、これに十干「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬, 葵」を組み合わせたのが「干支」である。今年の「壬」と「寅」の組み合わせを含め60年に一度しかない。

これは、紀元前の中国で暦や時間を表すために使われ始めたのが起源という。その後、この十二支を浸透させようと、王充{おういつ}という人物が動物の名前に変えた。つまり動物の意味は後から付け足されたという。
例えば、子を鼠にしたのは繁殖力の高い、子宝の象徴、子孫繁栄。丑を牛にしたのは、生活のパートナーであり、畑を耕したり,重い荷物を運んだりする。寅を虎としたのは、勇猛果敢な動物でありその勇ましさから虎が当てられた等々である。日本には6世紀半ば欽明天皇の頃伝わったと言われている。

幕末維新の戦いを戊辰戦争!{1868}という。つまり「戊」つちのえ「辰」たつの干支であり、甲子園野球場の名前も「甲」きのえ「子」ねの干支の1924年完成。また現在でも我々は契約書などに甲は乙に対してなどの表現に何の抵抗もなく使っている。
12時を正午と言い、その前を午前、その後を午後というなど我々の生活の中に溶け込んでいる例はいくらでもある。

そこで、今年の「干支」壬は水の兄{え}で水の象である。つまり、この年は水による災害、洪水、豪雨、がけ崩れ等々が多いと言われる。
また、壬は「任せる」「妊む」と言われ、「任せる」から任務を果たす、とか「妊む」から色々と身体の中から生み出す。創り出す。の意があると言われ、寅の文字は「飛んで行く矢の姿を表した象形文字」や「勢い良く飛び出して行く」とも言われます。
また、五黄土星は九星の「中心星」で「帝王の星」で非常に強い星と言われています。これらを総合的に判断すると、現在オミクロン変異株が世界中に猛威をふるっていますが、春先頃には収束に向かい、ウイズコロナの流れを生み出し、寅の象形文字の如く五黄土星の如く運気の強い上昇期に入るような気がしますが、果たしてどうなるか。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」

写真は、富士山上空からのダイアモンド富士。竜神池のWダイアモンド富士。いずれもテレビ画面より。

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