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抱山社富山支部新年のつどい

1月13日午後12時より、魚津市ホテル・グランミラージュで標記のつどいが開催されました。
昨年は能登半島地震で、それ以前はコロナのため実に5年ぶりの開催となりました。

開会に先立ちて、能登半島地震と9月の豪雨災害からの復旧復興を願い「愛、希望, 絆、祈りを込めて」―学びの森から音楽をお届け―と題し、ピアノ・柏原友美さん、トロンボーン・新山久志さんによる
①早春賦
②G線上のマリア
③川の流れのように

の3曲をトロンボーンの柔らかい音色に乗せて演奏されると会場から大きな拍手とともに、アンコールの声がかかり、希望を持って前に進むことを願い、「上を向いて歩こう」を演奏されました。従来の新年のつどいにはなかった企画であり、新鮮さを感じました。

その後、経沢菁汀さんの司会で会が始まり、阿波加蒼岳支部長は、来賓の出席者に謝意を表したあと年頭の挨拶があり、今年は抱山社展は60回を迎えるが、新年のつどいはそれより前から行われており、歴史ある「つどい」である事を述べられる中、抱山社会長の大平匡昭さんがやむを得ぬ事情により欠席され、皆様によろしくとの伝言を伝えられました。

また、毎年8月県民会館で行われていた毎日書道展は諸般の事情で昨年が最後の34回となった事。しかし、情報等は、今まで通り北日本新聞には掲載されることなどが話されました。そして、創玄展「60年の歩み」の記念誌から「創玄書道会のすがた」を引用して、「書は芸術であるからには高度の技法が要求されるのは当然であるが、まずその書の品格が高尚でなければならない。
品格とは一人間全体としての価値の高さを言うのです。人間としての深さ、高さ、大きさを希っているのです。」と述べ、抱山社会員も、もっともっと研鑽し、創玄書道会の姿に近づくよう努力しょうと呼びかけられました。

来賓挨拶は、水野滑川市長、上田滑川市教育長がそれぞれの立場で、乾杯は岩田新川文化ホール館長が行い、和やかな雰囲気で懇親会に入りました。
尚、魚津市長は体調不調のため欠席でした。また、懇親会の中で昨年一年間の各書展での入賞者の紹介とそれぞれひと言コメントがありました。

私は、幼稚園時代、小学生時代数年間本会の創始者である大平山濤先生に書を教えて頂いたご縁で、そんな器でもありませんが抱山社富山支部の顧問を努めています。
また、阿波加支部長は、滑川市書道連盟や県書道連盟の支部長も務められ、富山県美術連盟前会長でもありました。滑川高校同窓生である関係から、一昨年滑川高校創立110周年記念誌の題字も揮毫して貰いました。

写真は、柏原さんのピアノと新山さんのトロンボーン演奏。阿波加支部長挨拶。

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