陽光燦燦と大地を覆い、野が山が海が躍動の季節を迎えた2月27日{金}富山県立滑川高校卒業生173名の同窓会入会式が行われました。
これは、入会式を機に同窓会の一員ととなったことを自覚し、母校に誇りと自信を持ってこれからの人生を歩んでもらいたい。そんな思いが入会式に込められていると思います。
さて、私は同窓会長として挨拶をした中で、やはりミラノ冬季五輪が終えた直後でありこれについて少し話しました。
実は8年前・2018年の韓国・平昌冬季五輪に、スノーボード女子選手として「ビックエアー」と「スロープスタイル」の2種目に、平成21年3月本校卒業生の広野あさみさんが出場しています。これを生徒の皆さんに、知っている人は手を挙げてと言ったら、誰もいませんでした。
同様なことを出席している先生方に問いましたがわずかしかおられませんでした。8年前の事ですが本校の誇りとすべきことが伝承されていないことに多少の寂しさを感じました。しかし、8年前スノーボード競技は今日ほど盛んで無かったことも一因かも知れません。
その広野さんが、五輪出発前、インタビューに応じ「一歩、一歩階段を上がってきて、やっとたどり着いた。諦めなくて良かった」と述べ、帰国後、私も同席して本校で講演をして頂きました。その中で彼女はメダルは取れなかったけれど貴重な経験をさせて貰った。
そして、色紙に「一人でも、一人じゃない」と揮毫しました。それは、手袋に「一人じゃない」と書き込み滑った事を話し、「滑っている時は一人でも、決して一人じゃない。多くの人に支えられ、声援を戴いているからこそ、ここで滑ることが出来た。だから私は決して一人じゃない」と改めて思った。と述べておられたことを紹介し、努力すること、諦めないことの大切さを話しました。
生徒諸君は3月2日卒業式をもって社会人としてスタートする人。進学する人。それぞれ歩む道は違えども「決して一人じゃない」家族、友人、恩師など多くの人が諸君の周りにいて声援を送っている。決して一人じゃない。その中に母校があり、同窓会がある。
と、話し諸君の洋々たる前途に幸多からんことを祈念し、激励と入会歓迎の言葉としました。
写真は、挨拶する私。入会者代表に記念品贈呈。




