事務所開きのタイミングで発行したチラシを片手に今日も市内を回りました。すると、チラシの内容を見て驚いた方がいらっしゃった。
「この4年間で市の借金が8億円も増えたがけ!?」
チラシの冒頭部に記載した一文を見ての一言でした。
私が市長を務めさせていただいた2期8年間で289億円あった借金を40億円返済し、249億円になりました。平成17年の市町村合併の際、「滑川は単独でもやっていける」という決断をした背景には、身の丈にあった財政運営を行えば市民サービスを低下させることなく単独でも生き残ることができるという確信があったからです。
しかしこの4年間はどうだったでしょうか。4年前は249億円であった市の借金が今年度末には257億円に増えるのです。「財政危機!」、「子どもにツケを回すな!」と言いながら借金が減るどころか8億円も増えるのです。この状態こそ危機的状況ではないのでしょうか。
滑川丸を正常な方向へ立て直したいという思い熱弁すると、それに対して激励の言葉をいただきました。
浮かれてばかりはいられません。まだまだ現状を知らない方が多くいるのだと再認識した瞬間でもありました。
一人でも多くの方に、現状を、事実を、知っていただけるように明日からも根気よく、誠意をもって頑張ります。
まだ、チラシをご覧になっていない方はこちらをどうぞ → なかや一博の政策