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売薬さんのブロンズ像

元旦や 必ず来るぞ 大晦日
平成28年はすでに地平線下に没し、新しい年平成29年の幕が明けました。
しかし、光陰矢の如し。毎年元旦は必ず来ますし、大晦日も必ず来ます。1日3分論24時間の内、3分の1の8時間は寝ています。そう思うと1年も120日余りは寝ていることになります。人生も同じです。1日1日をどう生きるか?70歳古稀を迎えたこの年になると尚更そう思います。

さて、そんな中1月11日午前11時より富山駅前CICビル1階物産店「ととやま」内にある配置薬などを販売する「くすりコーナー」の一角に、富山のくすり、のシンボルである売薬さんのブロンズ像が設置され、その除幕式が行われました。
この像は、昭和63年{1988}4月、当時の郵政省の郵トピア構想モデル都市の指定を受け記念事業の一環として富山市制100周年を祝うと併せて平成元年{1989}JR富山駅南口に設置された郵便ポストの上に置かれたものです。高さ約60cm、胴回り約65㎝。柳行季を背負い懸場帳を持つ姿で、作者は日展会員、高岡市羽広の田畑功氏です。しかし、新幹線開業に伴い、ポストが撤去される為、富山県薬業連合会が富山南郵便局から譲り受け、薬業連合会で保管することになりました。

このことが、平成27年2月1日付け北日本新聞「姿消す、売薬さんポスト」と題し,大きく報道されました。内容は、薬都富山を象徴するスポットで、かわいい像は観光客からも人気がある。富山をPRするのにぴったりの像。新幹線も開業して観光客が増えるのに何とか残すことは出来ないものか。など残念がる駅利用者の声を掲載したものでした。。
次いで、業界紙でも取り上げられたことから、薬業連合会が中心となり、県、市、関係機関と従来の富山駅南口を含め、協議、折衝を行った結果、富山県いきいき物産KKのご了解も得てこの場所に決定したものです。
従来、CICビル5階に配置薬など販売する「くすりコーナー」がありましたが、昨年4月新幹線開業に合わせこのビルが、リニユア―ルオープンしたのを機に5階から1階に移設されました。この時点でもCICビルは年間28万人の入館者がありましたから、その後、新幹線開業効果も考えると、それ以上の入館者数と思われます。

いずれにしても、この新しい場所が「富山のくすり」の更なる発展に繋がるスポットとして、多くの人々に親しまれ、しいては富山県のPRに役立ってほしいと念ずるものです。
その為にも、「富山のくすり」の関係者の方々は是非一度この場所を訪ね、県、内外の方々にPRしてほしいと思います。

DSCF3158
<除幕式>

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<富山のくすり屋さんのブロンズ像>



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