春風や 闘志いだきて 丘に立つ 虚子
恒例の滑川高校海洋科による日本海開きが5月1日午後1時より上市川河口滑川市高月海岸で行われました。
これは、かっての水産高校時代の1951年{昭和26年}から始まり、それが海洋高校、そして現在の滑川高校へと引き継がれてきている伝統行事の一つです。今回は再編統合から数えて第7回ですが、通算68回目です。
当日は、1~3年生120名が参加しました。目的は海洋高校の伝統を継承し、滑川高校の生徒のはつらつとした若さと旺盛な心意気で、海に挑む海洋精神と粘り強い意気の高揚を図る。とあります。
天候は薄曇り、微風、気温27℃、海水温度15℃、まずまずの天候でした。
最初に学年ごとに円陣を組み気合いを入れて、私のピストルを合図に3年生が飛び込み、25m先の消波ブロックまで泳いだり、波打ち際で水を掛け合ったりしていました。
この間、太鼓を打ち鳴らし生徒の士気を鼓舞します。3年生が岸に上がったあと次いで、2年生、1年生と繰り返し、最後に全員による遊泳で終ります。海水温度15℃と記しましたが、消波ブロックより沖は17℃程ですが、波打ち際は上市川の真水が入り込むため15℃と低いそうです。
それにしても「日本海開き」とは少々大袈裟に聞こえますが、それ位の気概を持つように!とのことだと思います。
青春、やっぱりいいですね。
写真はスタートのピストルを撃つ私。ピストルを持つ石倉校長と太鼓で鼓舞する私。