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県薬連「薬都とやま大会」

1月9日{水}富山市・高志会館カルチャーホールで「世界的に羽ばたく薬都とやま大会」主催{一社}富山県薬業連合がひらかれました。塩井保彦副会長が「製剤開発力や品質管理技術を強化し、イノベーション創出によって1兆円産業を目指したい」と挨拶。医薬品産業関係者約200人が出席し、薬事功労者として知事表彰5名、県薬業連合会会長表彰7名が表彰の栄に浴されました。

来賓祝辞として、知事代理・前田彰久県厚生部長、厚労省医政局経済課長代理・松野 強課長補佐、五十嵐務・県議会自民党薬業問題調査会長から祝辞がありました。

ここで、第一部を終え、第二部として会場を二ヶ所に分け講演がありました。
①製薬企業を対象として
演題 「DDS技術を用いた患者さんにやさしい医薬品の開発」
講師 (株)岡田DDS研究所 代表取締役所長 東京薬科大学名誉教授 岡田弘晃氏

②配置・一般を対象として
演題 「タニタの健康セミナー」
―タニタ食堂に学ぶ500カロリー ― まんぷく定食のこつ
講師 (株)タニタヘルスリンク 管理栄養士 金 華連氏

2会場とも有意義な講演でありました。

平成30年9月20日厚労省発表の「平成28年薬事工業生産動態統計年報の概要」によれば平成28年の医薬品生産額は6兆6238億6千万円、内、富山県の医薬品生産額は6218億4500万円で前年に続き2年連続全国一を達成しました。
主な理由として医療用医薬品のジェネリック{後発品}の生産や受託製造が寄与したものとされています。
このことから、県は1兆円産業を目指すため1月9日午前県内医薬品産業の、産官学でつくる「くすりのシリコンバレーTOYAMA創造コンソーシアム{共同事業体}」の第三回検討委員会{委員長・石井隆一知事}を開き、医薬品産業の雇用者数を10年間で約1.5倍となる1万5千人に増やすことなど含め、5事業計画を策定しました。
計画の内容は割愛しますが、いずれにしても今後に期待したいと思います。

写真は、開会の挨拶をする塩井保彦副会長

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