12月14日{土}午後5時より、富山市のオーバードホールで、陸上自衛隊中部方面音楽隊による5年ぶりの演奏会が「ミュージックフエスタ2024inTOYAMA」が「震災からの更なる復興を祈念して」と題し開催されました。
第一部は
①喜歌劇「こうもり」序曲 j,シュトラウス二世
②行進曲「グリッドアイアン・クラブ」 j,P,スーザ
③ウインド・イン・ザ・リード P、スパーク
④『ラ・ボエーム』より「私の名前はミミ」G、プッチーニ 歌・ソプラノ・浜野萌々子
⑤トウベルナルトの聖なる泉 八木澤 教司
第二部
①ドリームナイト・クリスマス・パレード
②ニュー・シネマ・パラダイス E,モリコーネ
③雪の華 松本良喜 歌・ソプラノ 濱野萌々子
③クラリネット・サンドイッチ 岩井 直博
④合同ステージ 「情熱大陸」編曲・天野 正道
音楽隊・県立氷見高校吹奏楽部・氷見市立北部中学校吹奏楽部
アンコールとして、合同で行進曲「星条旗よ永遠なれ」など演奏されました。
どの演奏にしても,隊員50名をこす大演奏であり、楽器の種類も私などには数え切れない多さであり、迫力満点であった。特に演奏に合わせ2曲・ソプラノで歌われた濱野さんの歌声も素敵でした。
また、氷見高校と氷見北部中学校の生徒にとっても、めったにない、レベルの高い自衛隊の皆さんとの合同ステージはよき思い出になったと思います。
しかも、「震災からの更なる復興を祈念して」のステージに、大きな被害が出た氷見市の高校と中学が出演したことも意義あることだったと思います。
私達は、自衛隊と聞いただけで、軍隊 戦争を連想しますが、戦後80年戦争に巻き込まれず平和を維持できたのも、独立国家としての外交努力とともに、国力に応じた必要最小限の軍事力を保持していたからだと思います。
もし、警察官や警察署が必要で無く、戦争もない世界を誰しもがそう願う。しかし、万一泥棒が侵入したら、犯罪が発生したら誰が市民の安心、安全を守ってくれるのだろうか。それと同様、万一わが国が他国から侵略されたら、誰が日本を、そして国民の生命・財産を守ってくれるのだろうか。
音楽隊の指揮を執られた伊東隊長は、「こうして音楽会開催している時でも、日本の陸、海、空を24時間、365日守り続けている」。との話には説得力があった。平和は天から降ってくるものでもなければ、地から湧き出るものでもない。これらの人々の努力がある事を忘れてはならないと思う。
災害の復旧復興に果たしている事にも感謝しなければならない。
素晴らしい音楽会であったと同時に自衛隊について考える機会でもあった。
写真は、オーバードホールでの演奏会