一年を 包む風呂敷 歳忘れ
12月18日{水}全弓連評議委員会出席のため、一週間前の理事会に次いで、今年最後の上京した。18日は11日同様家を出る時は、荒天だったが東京は快晴であった。いつもは、美術館や博物館に行くのだが、今回は快晴のお天気ゆえ初めてスカイツリーに行った。東京駅から地下鉄丸の内線で大手町駅で半蔵門線に乗り換え押上駅で下車。
さて、このタワーは2012年東京タワーに代わって、都内をはじめ、関東全域のテレビ・ラジオの電波を送信するデジタル用の電波塔として2008年7月着工、2012年2月29日竣工した。この地は東武鉄道貨物ヤード跡地でそこを活用した。建築家の伊東豊雄氏の設計、建築デザイン安藤忠雄氏と彫刻家澄川喜一氏監修によるものである。
高さは東京タワーの333mに対し634mで、世界で一番高い塔としてギネスで世界記録に認定された。また、かってこの地は「武蔵の国」とよばれたことから、むさし{634m}になったという。そのアイデアを考えた人は大したものだと思う。地上350m地点では展望台「展望デッキ」、450m地点には「展望回廊」が設けられていた。総工費は12年前で約400億円。
大谷翔平選手は10年間の契約金額が1015億円。タワーが2基以上建設出来ることになる。そう考えると大谷選手はやはり凄い。また、この建設に,関わったのは、延べ58万人と言われる。技術革新が進んだ時代においても、最後は人の手で一つ一つ築き上げられたという。
東京タワーの4分の1の激狭地に建設する難工事を僅か3年半で建設したというから凄いの一言である。幸い当日は快晴のお天気ゆえ、東京タワー、東京ドーム,皇居、隅田川、荒川、東京湾から房総半島、そして富士山など眼下に見下ろす景色は最高であった。
地上から350m地点までエレベーターで僅か50秒たらず。このタワーの建設には県内のアルミ関係の企業の技術も生かされているという。450m地点の「展望回廊」までの入場料は3500円。高いか安いか、その人の満足感であろう。話のネタに一度は行って見るべきと思う。参考まで世界一高い建物は、中東ドバイにあるブルジェ・ハリファで高さ828mである。
午後、全弓連評議委員会に出席し夕方厚労省のメンバー8名と久しぶりの懇談会を開催した。中山審議官の乾杯で懇親に入って和気あいあいに2時間余楽しいひと時を過ごしました。また、帰り、わざわざ私のホテルまで送ってくれたのには恐縮しました。
翌日、総務省に新田審議官を訪ねました。国会開会中にも関わらず30分程懇談の時間を割いて頂いたのにはこれも恐縮しました。今年の余白もあとわずか。お互い来年はよき年であるよう念じ別れました
写真は、スカイツリー前と451mの「展望回廊」と富士山を望む。厚労省メンバー。総務省にて新田審議官と。