なかや一博 ブログ

北海道

10月13日~13日まで4泊5日で北海道へ行きました。
帯広から約40分程釧路寄りに豊頃町があります。この地に明治26年滑川の先人が開拓に2所帯入植、翌年7所帯が入植、その後も入植が続き、やがて、生活が多少落ち着いた頃、滑川市出身者が豊頃滑川会を結成し結束を強め、ふるさと滑川に思いを馳せたという。

滑川市史を紐解くと、「移住民は、第一に草小屋を建てて開墾に着手するが、川筋の肥沃地は、だいたい大樹林で、先ず伐木から始めなくてはならない。根株を手で掘り起こす大仕事であった。大木は一日かかりで伐り倒し、その枝を重ね、柴を積み上げて火を付けた。女や子どもは、下草のトクサを刈り、乾くを待って焼いた。草原地帯は、おもにカシワの疎林であったから手間は省けたが、鈴蘭、カヤ、萩の根が堅く表土にからんで、その手起こし開墾は容易でなかった。樹林地は草原より苦労が多いかわり地味が肥沃であった。

小屋掛は、なるべく秋に行うのが得策といわれ、伐木道具、なわ、釘が要った。15坪の掘立小屋を建てる材料の材木は、自分で伐採、草はカヤ・ヨシ・クマザサを刈り、材料不足のときは、まわりをむしろで囲い風雪を防ぐ。のち春に樹木の皮をはいで補修し、秋を待ってカヤ・ヨシの類で再び補修を加えなければ厳寒を過ごすことができなかった。・・・・・・・未開の新天地北海道へ、希望を持って移住した者たちのすべてが成功したわけではない。苦闘に耐えかねて、再び故郷に戻る者、東京などの都市へ流入する者、あるいは炭坑や土木工事の人夫となって働く者など、さまざまであった」と記してある。

まさに、筆舌しがたき苦難であったと思う。そんな経緯を熟知していた故・宮崎進策滑川市長が豊頃滑川会や町当局を訪ね懇談を重ねた結果、昭和59年7月10日市は豊頃町と姉妹都市の提携を結んだ。そんなことで私も調印式や豊頃産業まつりにも何度か訪問し、関係者の方々と大変懇意になった。
その中の一人に現町長宮口孝氏もおられ、再三訪問の要請もあり、コロナ禍の時期でもありましたが、妻と一緒に訪問しました。ご存知の通り,ANAは富山―札幌便は運休中。その為、富山―羽田―札幌便を利用しました。富山―羽田は機種B737の220座席は満席。羽田―札幌はB777-200座席数405搭乗者391ほぼ満席である。帰りも同様でした。
減便されていることと、GO/TOトラベル等経済活動支援策の影響と思いますが、経済活動の復活と感染防止策の両面作戦は、大リーグの大谷翔平選手の投手と打者のようになかなか難しい事ですが何としてもやらなければならないことです。

それにしても、機内は「三密」状態で、手指消毒、検温は当然ですが、機内の換気は3分間に1回空気が入れ替わる装置が作動し、「三密」対策は十分行っているとのことでした。
さて、13日は、帯広において町長夫妻、小野木元議会議長等久し振りに再会し、時の経つのを忘れ歓談し改めて旧交を深めました。

14日は阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖を眺め硫黄山、斜里を経由して知床横断道から北方領土・国後島を望みウトロ泊。
15日オシンコシンの滝から、網走刑務所、北見、足寄、陸別経由帯広泊。16日、帯広より札幌経由小樽散策。札幌泊。
17日午前市内観光。赤レンガの道庁、テレビ塔、大通り公園、時計台。特に、時計台と滑川とは深い縁があります。

滑川市出身の音楽家高階哲夫が「時計台の鐘」を作詞・作曲したのが大正11年26歳の時です。前年の大正10年7月札幌市豊平館で彼の演奏会があり、この時、初夏の北海道、青空の下、丘の上から見た石狩の大平原に幾つかの羊の群れが点在する月寒の羊牧場の風景や、大自然の広さに感動し、殊に陽光が西に傾くころ、牧場帰りの羊一頭一頭が目の前を通り過ぎてゆく風景や古木の並ぶ駅前通りの満開のアカシヤや、夜も白むころ時計台の鐘の音等から名曲「時計台の鐘」が生まれたと言われています。札幌の時計台の中には、高階哲夫コーナーも設けられています。

こんな縁で、滑川市の高台東福寺野自然公園内に実物の2分の1の時計台が昭和56年建設され、現在も時を刻む音を響かせています。ただ、残念なのは、この名曲「時計台の鐘」の作詞・作曲が富山県滑川市出身の音楽家高階哲夫である事を北海道の人々を始めとして、知っている人が非常に少ないことです。

また、訪れた観光地は、それなりの賑わいがありましたが、やはりインバウンド、つまり外国人の観光客は殆ど見られませんでした。やはり一日も早く新型コロナウイルスが収束から終息へ向かうことを願わずにはおれません。

いづれにしても、好天に恵まれた旅であった。
写真は、雄阿寒岳、摩周湖、知床横断道より北方領土・国後島を望む、札幌時計台。

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