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薬神神社春の例大祭

5月8日は薬神神社恒例の春の例大祭です。1月8日は歳旦祭で1年の商売繁盛の祈願が主であるのに対し、5月8日はこれに加え、物故会員の合祀も兼ねて行うものです。当日午前9時、雲一つない青空のもと、旦尾宮司によって厳粛に執り行われました。
唯、1月はお正月でもあり出席者も多かったですが、今回は少なかったのが、一抹の寂しさを感じざるを得ませんでした。

しかし、明るい話題もありました。5月7日「県民ふるさとの日」記念式典が、富山市の県教育文化会館で行われ、地域への誇りや愛着を育む活動に取り組む5団体に石井県知事より「県民ふるさと大賞」が贈られました。その、5団体の1つに富山県薬業連合会も栄に浴しました。これは県が2013年、置県130年を機に、置県の日である5月9日を「県民ふるさとの日」と制定し2014年から記念式典を行っているものです。
いずれにしても、地域貢献が認められての受賞ですから喜ばしいことです。

又、4月28日県薬業連合会{中井敏郎会長}は『富山のくすり{配置薬業}』に係る関連文化財群の日本遺産への認定に関する要望書を石井知事に提出しました。

県医薬品産業のルーツである配置薬業は日本人が有する「人と人との信頼関係」に基づく「先用後利」の精神で、江戸時代から日本人の日常生活に根付いてきた日本独特の保健医療システムであると位置付け、セルフメデケ―ションを推進し、健康寿命の延伸を図る観点から大きな役割を果たす。とした上で、県内の「富山のくすり」に関する幅広い文化財が一体として日本遺産に認定されるよう要望したものです。

この、日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を語るストーリーを認定するものです。業界内では機運が高まってきていますが、県や市町村単位の申請となるため、配置薬のメッカ・富山が申請へ動き出したものです。日本遺産の認定によって、配置薬業の存在を国内外に戦略的に発信することで、配置薬業と地域の活性化が図られることを願うものです。

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富山薬連「県民ふるさと大賞」受賞 富山薬連「富山のくすり」の日本遺産認定への協力を知事に要望



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