なかや一博 ブログ

日別アーカイブ: 2020年1月14日

阿波加蒼岳氏祝賀会 

筆一本 変幻自在に操りて 墨痕鮮やか 美の世界

1月13日12時より魚津市ホテルグランミラージュで抱山社{大平匡昭会長}による、富山支部長阿波加蒼岳氏の富山県功労表彰祝賀会と併せて富山支部新年のつどいが130名余の多数が出席し盛大に開催されました。
氏は書家として多年にわたり多くの優れた作品を発表されるとともに、関係団体の要職を務める中、後進の指導に当たるなど、書を通して芸術文化の振興に大きく寄与されたことが評価され、昨年秋の表彰になったものです。

祝賀会は、大平匡昭会長の挨拶から始まり、来賓として、石井県知事代理・須河弘美県生活環境文化部長、村椿晃魚津市長等々多くの祝辞の後、阿波加氏に花束贈呈、次いで本人より謝辞がありました。特に、抱山社の皆さんを始めとして多くの人に支えられ、激励、ご支援、ご指導を頂いたお陰であり、今後も微力ながら書道を含めた芸術・文化の振興に努力する旨の力強い謝辞がありました。笹原靖直朝日町町長の発声で乾杯があり宴に入りました。

途中、昨年の主な入賞・入選者の紹介やカラオケなど、和やかな雰囲気でアッという間の2時間でした。最後に、恒例の故・大平山涛先生が好んで口ずさまれたという「北国の春」と「星影のワルツ」を全員が手をつないで輪になって合唱し阿波加氏の更なるご活躍を祈念し散会しました。尚、不肖私は、抱山社富山支部顧問の立場で出席しました。

阿波加氏の略歴及び表彰歴の一部は次の通りです。
1948年滑川市田林生まれ
現在、滑川市美術協会会長・富山県美術連合会常任理事
   抱山社富山支部長 ・富山県書道連盟常任相談役
元・滑川市書道連盟委員長 元・富山県書道連盟委員長

表彰歴 
1994年 毎日書道展毎日賞受章。
1997年 日展初入選。
2001年 富山県展大賞受賞。
2005年 創玄展準大賞受章。
2006年毎日書道展会員賞受賞。
2010年には滑川市主催による阿波加蒼岳書展を開催され、迫力ある超大作から情緒豊かな多くの作品を発表され阿波加芸術の粋をたっぷりと堪能させて頂く機会もありました。
この様に、現在でも各種団体の重責を担い活躍しておられます。

写真は、冒頭挨拶の大平匡昭会長と謝辞の阿波加蒼岳氏
CIMG4246 CIMG4247

CIMG4241