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皇居三の丸尚蔵館

3月27日、朝快晴の富士山をホテルの窓から眺め、思わずカメラを取り出しシャッターを切った。立山・剣岳も良いがやっぱり富士は日本一の山だ。

さて、この日は午前10時に予約していた、皇居三の丸尚蔵館の名品を鑑賞した。
この尚蔵館は平成元年{1889}昭和天皇まで代々皇室に受け継がれた品々が、上皇陛下と香淳皇后により国に寄贈されたことを機にそれらを保存、研究・公開するための施設として、平成5年{1993}11月に宮内庁三の丸尚蔵館が開館しました。
その後も香淳皇后や各宮家より、平成8年{1996}旧秩父宮家、同17年{2005}には旧高松宮家、さらに、同26年{2014}には三笠宮家から、それぞれご遺増品の品々が加わり、現在約2万点の作品を収蔵しているという。それらは、各時代を代表する数々の名品を含め、日本を中心とする東洋の美術工芸品のほか、時代・地域の分野ともに幅広いことが特徴です。

令和5年{2023}開館30周年を迎え、収蔵品の増加と入館者の増大に対応するために施設の拡充がはかられ令和元年{2019}より新館の建設がすすめられ、その一部が完成しました。それとともに、組織が宮内庁から独立行政法人文化財機構へ移行され、館の名称も新たに「皇居三の丸尚蔵館」と変わりました。

拡張工事は引き続き行われ、全館開館は令和8年{2026}を予定しています。新館の一部開館を記念して開催する本展は館を代表する収蔵品を四期に分けて、第一期は「三の丸尚蔵館の国宝」令和5年11月3日ー12月24日、第二期「近代皇室を彩る技と美」令和6年1月4日ー3月3日、第三期「近世の御所を飾った品々」3月12日ー5月12日、第四期「三の丸尚蔵館の名品」5月21日ー6月23日、いづれも皇室の長い歴史と伝統の中で培われ、伝えられてきた品々です。
私は、今回の第三期と前回の第二期を鑑賞しました。

尚、館名の「尚蔵」は古代律令制において蔵司{くらつかさ}の長官{くらのかみ(かみ)}をさし、大切に保管するという意味と、建設場所が旧江戸城三の丸の地であることから「三の丸尚蔵館」と名付けられました。主な収蔵品には、美術史的、歴史的に高い評価を得ている平安時代の書,、逸品「金沢本万葉集」や鎌倉時代の絵巻き{春日権現験記絵」{蒙古襲来絵詞} 近世絵画を代表する狩野永徳筆{唐獅子図屏風} 狩野探幽筆{源氏物語図屏風}伊藤若冲筆{動植採絵}などの傑作があるほか、横山大観や竹内栖鳳、並河靖之、高村光雲など近代の著名な作家による作品が多数あると言う。

収蔵品はすべて超一級品ばかりであった。それにしても、さすが宮内庁である。70歳以上は証明書を出せば無料であった。他の国立博物館などでは無料は聞いたことがない。

写真は、ホテルの部屋から見た朝の富士山。パンフレット。修学院焼ふくべ形香炉、江戸時代18世紀。糸桜図簾屏風、江戸時代、狩野常信、江戸時代17世紀..簾をはめた金屏風の両面に糸桜を描いた作品。京都御所の伝来品で宮中からの注文品と考えられる。

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