なかや一博 ブログ

月別アーカイブ: 2019年8月

バーベキュー

幾祖先 通り過ぎ行く 夏線香

お盆明けの8月17日、我が家の中庭で久し振りにバーベキューを行いました。
参加者18名全員配置薬業関係者でした。当日は、台風10号が四国から山陰沖に抜け、速度を早めながら17日早朝に北海道沖で熱帯低気圧になった日でした。それ故、お天気を随分心配しましたが、参加者のうち、早い人は18日-19日には出張する人もいた関係上17日と決めていました。

結果的に、台風の影響はまったくありませんでした。しかし、当日も35℃の猛暑日であり、中庭には屋根より日除けのブルーシートを下げるなど熱中症対策はしました。さて、会話の内容は、18人も集まれば、回商地が北海道から九州までにわたり、例えば、北海道に行っていた人は、5月26日佐呂間町で観測された39.5℃が話題になったり、九州での豪雨災害など、やはり、災害の話題が多かったです。

それにしても、5月の北海道で39.5℃とは驚きです。参考まで、富山県内での最高気温は、平成6年8月14日富山市で39.5℃、伏木で39.7℃ですからやはり異常気象であり、地球温暖化であろうと思います。それにしても、災害が話題になるたびに、富山県に大規模災害の少ないことは本当に有難いことです。

また、18人も集まれば、一人で複数県回商しているので、まさに全国の情報が溢れた感がしました。現代ののように、簡単に情報が入らない時代には、売薬さんがもたらす全国の情報は、富山県民の生活の向上や産業の発展に大きな貢献をしたことを思い出します。

そして、会場設営や撤収、加えて、参加者から地産地消ではないですが、鮮度抜群の野菜を差し入れてもらうなど、感謝、感謝でした。
また、18人ものバーベキューですから、食材の調達、処理、後片付けなどは、妻や私の姉などにお世話になり、私は終了後は後片付けもせず、寝てしまいました。
当面、頭が上がらないと思います。いずれにしても、盛会裏に終わりました。

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平成31年度滑川高校同窓会

滑川高校同窓会{会長・中屋一博}総会及び懇親会は、8月10日{土}午後6時西地区コミュニティーセンターで100名近くの多数の参加のもと盛会裏に開催されました。
総会は毎年曜日に関係なく8月10日と決められています。当日は、35℃を超す猛暑日。しかも、ベトナム、ランタン祭りと重なり参加者数が心配されましたが、ほとんど影響はありませんでした。

会員は、①戦前の水産講習所、②滑川女学校、③滑川商業学校、④滑川薬業学校,⑤水橋商業学校、⑥終戦直後の併設中学校、⑦県立滑川中学校{当時は県立の中学校が設置された}⑧昭和23年以降の新制滑川高校、⑨水産高校、⑩海洋高校、⑪定時制高校などの卒業生です。

これ程、多様で多くの学校が集まり現在の滑川高校になっています。卒業生も3万人を超す県下最大規模を誇る同窓会として発展し、各界、各層に有為な人材を輩出し、各分野で活躍しておられることは、誇りとするものです。ただ、かって②滑女会や③滑商会と称し同窓会を支えた大きな組織は今は無く、現在、同窓会として活動しているのは⑧⑨⑩⑪です。

さて、年齢も考えも学んだ学科も違う者が同窓の二文字で心が通じ合う。それが同窓生だと思います。、誰にも生まれ育った「ふるさと」があるように、青春のひと時を数々の想い出と共に過ごした「学び舎」、それが母校であります。そして、何歳になっても人それぞれの心の拠りどころとして生きているものと思います。
和気あいあいと進んだ懇親会でしたが、来年の再会を約し散会しました。

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三 国 志

8月9日東京国立博物館・平成館で開催されている特別展「三国志」を拝観しました。
今から、約1800年前、漢が衰退した2~3世紀にかけて「魏・蜀・呉」三カ国が覇権を争い、劉備・曹操・諸葛孔明・関羽・朱然など各地の有力武将が次々と歴史の表舞台へと躍り出て、あまたの英雄が活躍した時代であり、特に、「赤壁の戦い」などは有名である。
そして、我々はゲームや小説、映画などでも繰り返し描かれる三国志を日本人は殊の外好んだ。

取り分け、今回の企画展の目玉は河南省安陽市で、2008年から発掘調査が始まった巨大な墓が2009年魏の礎を築いた三国志の英雄、曹操{155~220}を葬った墓だと判明した。
その墓から「魏・武・王」の石牌{せきはい}を始め、曹操高陵からの多くの出土品が展示されたことでした。
圧巻は、今回の会場には、曹操が葬られた曹操高陵の墓室が原寸大で再現されるなど、こだわりも十分に感じられました。また、「三国志演義」では、蜀の武将・関羽を捕らえたとされる、呉の将軍・朱然{182~249}の墓からの出土品も展示してありました。
それにしても、1800年前と言えば、日本は弥生時代から古墳時代で、有名な「魏志倭人伝」に出てくる、倭の国王「卑弥呼」そして「邪馬台国」が論じられる時代です。

こう考えると、中国悠久の歴史の重みを感ぜずにはおれません
そして、日本ではいまだに、呉服の呉の由来であったり、滝廉太郎の「箱根八里」の歌詞の中にも,蜀の桟道数ならず、とあるように有形無形に影響を受けている。
私にとって、従来、書物の世界であった「三国志」がリアルな「三国志」として、質、量とも存分に味合うことができました。

尚、当日午後、この度、公益財団法人全日本弓道連盟の役員改選に伴い、3名の一人として監事に就任しました。その理事会が、明治神宮公園内の全日本弓道連盟中央道場{代々木神園町1-1}開催され出席した折、拝観したものです。

写真は、平成館前と明治神宮「至誠館」弓道場

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