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日本一遅く桜開花

散る桜 残る桜も 散る桜  良寛

新型コロナウイルス感染症が発生してから、聞きなれない言葉が溢れている。最初に耳にしたのは、PCR。今では5歳の孫までが口にする。
次いで、最近では、抗原体検査。抗体検査。又、ホームスティは馴染みの言葉だが、今ではステイホーム。そして、テレワーク。オンライン。テイクアウト。クラスター。に、パンデミック。

治療薬の名前にしても、新型インフルエンザに開発された「アビガン」は富山県人には馴染みがあるが、エボラ出血熱の「イムデシベル」、関節リウマチの「アクテムラ」、マリアナの「クロロキン」、気管支喘息の「ミクレソニト」等々カタカナばかりである。
これらの一部はワクチンが開発されるまで、効果や副作用を検証しながら使用され、他の製品は同様に治験が続けられるという。

人類は今日まで、何らかの病気との闘いの歴史である。北里柴三郎博士などによって破傷風や黄熱病の感染症が撲滅されたように、必ずや人類は新型コロナウイルスにも打ち勝つであろう。その日が一日も早く来るのを願うばかりです。

さて、前置きが長くなったが、気象庁は5月10日北海道稚内市と釧路市でエゾヤマザクラが開花したと発表した。気象庁の全国の観測地点では最も遅い開花宣言である。
1月6日沖縄県那覇市でヒカンザクラが開花してから約4ヶ月後となった。稚内気象台によると10日午前10時すぎ、稚内市の天北緑地にある国内最北の標本木で6輪ほど咲いているのを職員が確認し、平年より4日早かったという。
釧路気象台も午後3時ごろ鶴ヶ岱公園の雑木林で開花を確認。平年より7日早かったという。そんな新聞記事の隣りに奄美が梅雨入りとの記事があった。鹿児島県の奄美地方が全国で最初に梅雨入りしたとみられ平年より1日早く、昨年より4日早いという。

日本列島が如何に南北に長いか、桜前線や田植え前線は南から北へ日本列島を北上すると表現し、片や紅葉前線は北海道大雪山系旭岳から南下すると表現する。梅雨前線のように正式な気象用語ではないというが、日本語は美しい。俳句や短歌が英語に訳されるが、美的感覚は日本語にほど遠い。

私が配置薬業に始めて従事したのは昭和41年4月で回商地は秋田県大館市周辺で、花見と言えば青森県の弘前城である。私自身何度も行ったが4月末から5月のゴールデンウィークが満開であった。
ここが散ると桜前線は津軽海峡を渡り函館に上陸し北上を続ける。やがて、最北の地釧路や稚内に到着する。これが5月20日頃だったと思う。
それを思うと、地球温暖化は確実に進行している。南極大陸や北極海の氷、そして世界各地の氷河が溶け、太平洋の小さな島々が水没の危機に直面している。そんなニュースに接してもピントこない。

感染症は目に見えず突然くるが、地球温暖化は目に見える形ですでに現れている。我々はこの問題にもっと真剣に向き合うべきでと思う。



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