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滑川高校入学式

いっせいに 桜咲きたる花びらの 一つ一つに 光ありつつ

わが家の小さな裏庭に、樹齢約20年位の染井吉野と枝垂れ桜の2本がある。
今年はウソの被害もなく久しぶりの花盛りで、先日友人と一緒にささやかな花見を催した。しかし、花見は1本や2本の桜ではやはり絵にならず、堤防上の数百本の桜や、城をバックにしたり、公園の中などの桜が一番と思う。

さて、4月に入り、どことなくウキウキする入学式や入社式が各地で行われている。滑川高校入学式も4月8日午後2時体育館で挙行された。
当日は学校敷地内の桜も入学式をお祝いするかのように満開であった。入学生は、普通科2クラス、商業科、薬業科、海洋科各1クラスで計5クラス200名である。式は新型コロナウイルスの影響で、国歌、君が代と校歌はテープで流されました。

従来は、君が代は出席者全員で唱和、校歌は在校生十数人がステージ上でピアノ演奏で新入生に聞かせていました。残念ですが止むを得ない事でした。亀谷校長の入学許可のあと、式辞で今日まで育てて頂いた多くの方々に感謝の心を持ち、充実した高校生活を送ってほしい。常に、目標に向かって努力することの大切さ。例え失敗してもそれを糧に、更に成長してほしい。そして、本校の生徒目標である「高きを求める情熱」に向かって学校生活を送り、それを、在校生、学校教職員全員でサポートするなど話されました。

新入生代表の宣誓、在校生代表の歓迎の言葉などや、担任紹介があり,式は滞りなく終了しました。ただ、式には保護者は生徒数ほど出席しておられましたが、在校生は代表者のみであり、これで3回この様な形での入学式でしたた。来年こそは従来の姿に戻ることを願わずにはおれません。冒頭の短歌は誰の歌かは知りませんが、私の好きな歌です。
正に、入学生の希望に満ちて輝く瞳は、満開の桜の花びらの一つ一つの輝きの様でした。やはり若いことは素晴らしいと思う。青春とは、単に年齢だけで判断すべきでない。これは理解できる。

しかし、日進月歩の著しい昨今、30年前、今日の世の中を予想した人はいなかったと思う。それと同様に30年後の日本を世界の変わりようを予測する事は出来ない。30年後、私は100歳を超え、この世にはいないと思う。しかし、彼等はまだ50歳にもならない。そんな変わりゆく世の中を見る事ができる。羨ましい限りである。

写真は、わが家の満開の桜。亀谷校長の式辞。

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