なかや一博 ブログ

日別アーカイブ: 2021年6月5日

琵琶演奏会

春尽きて 山いっぱい 葉の怒涛

錦秋流琵琶富山支部演奏会{支部長・杉本操 後援会長・中屋一博}が6月5日{土}青空が広がる好天の中、滑川市瀬羽町「ぼんぼこさ」旧宮崎酒造で開催されました。昨年は、新型コロナの影響で中止になり2年ぶりです。

私は、挨拶の中で「もし、人間社会に音楽を含め芸術や文化等がなかったら、人々はどんな生活を送っているだろうか。原始の時代から、人間は手をたたくことで音を発し、身体を動かすことでリズムを感じ、歌や踊り考え、それを生活の中に取り入れることで、心豊かな生活を送ることを考え出したと思う。それを表現出来なくなったのが、今も続いている新型コロナ禍である。私は、滑川高校の同窓会の世話をしているが、昨年の高校生は思い出の少ない淋しい年でした。。部活におけるスポーツにしても、文化活動にしても、その練習の成果を発表する機会が失われたことである。人は目標や目的を失った時の心理状態を考えると、実に残念なことであり、悲しいことである」と述べて、そんなことを含め、今回の新型コロナ禍の中で各種大会やイベントが中止になる中での演奏会開催には、相当悩まれ、議論されました。
その結果、マスク着用、手指消毒、検温、ソシャール・ディスタンスなど感染防止策を講じた上で演奏時間も従来より短縮しての開催となった。

結果として、一昨年以上の来場者を迎え、演奏者の精一杯の努力の姿が皆さんの心を掴んだと思われた。帰り際に多くの人から、次回も楽しみにしているとの声が寄せられ、関係者に勇気を与えました。
また、今回も中川原詩吟会の皆さんのゲスト出演も得て、琵琶と詩吟のコラボレーションなど会を盛り上げて頂き感謝申し上げます。

いづれにしても、日本の良き伝統文化である、琵琶などは、末永く残してゆきたいものです。
最後に、ワクチン接種も始まりましたが、一日も早く新型コロナが収束から終息へと願わずにはおれません。

尚、琵琶に興味ある方は 杉本支部長へ ☎076―475ー3568

写真は挨拶の私。杉本支部長と合吟のコラボレーション

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